リマっ子 食費の35.8%は外食に

2014年度、ペルー人は食費の33.2%を外食に充当していたことが国立情報統計庁(INEI)の調査で明らかになった。

同数値は2005年度と比較して7.7ポイント増加、外食が特別なイベントと考えられていた昔とは異なり、今では日常的な習慣に変わったことの証左だとINEIは分析する。

地域別ではリマ首都圏が35.8%で支出最多、2005年比較で13.4ポイント上昇した。他は沿岸地域33.4%、山岳地域33.0%、アマゾン地域32.4%の順。

男性は女性より月平均で34.5%、年齢層では25歳以上がそれ未満に比べ33.0%外食支出が多い。また、学歴が高い程外食費も多くなる傾向にあるという。

昨年度ペルー人が外食に好んだメニューは、セビーチェ、ポヨ・ア・ラ・ブラッサ、ペルー風中華、サルチパパ(ソーセージのフライドポテト添え)、鶏唐揚げ、カルド・デ・ガジーナ(鶏スープ)、アンティクーチョ(牛ハツ串焼き)など。

社会経済階層別のお気に入り外食メニューは、富裕層がピザ、中間層がカルド・デ・ガジーナ、下位層がサルチパパ。

(ソース: Gestión 06/08/15)