2014年度の乗客シェア7.96%、国内乗客数前年比23.83%増を記録したペルビアン航空は、国内航空市場第3位のエアラインとして成長を続けている。
ペルビアン航空はアレキパ、クスコ、タクナ、ピウラ、タラポト、イキトス、プカルパ便に加え、昨年12月17日にはボリビア・ラパス便を就航。今年1月-2月期の乗客数は前年同期比22.75%増の20万8519人(民間航空総局調べ)となり、LANとAVIANCAの外資2社を凌ぐ勢いで増えている。
2011年の経営者交替以降の成長理由について、格安航空会社としての位置づけだけでなく、親切で真心を込めたサービスを提供するエアラインにすることを新たな株主グループが目指しているため、と同社社長アルベルト・ロペスは説明する。
その他にも、無料の搭乗日変更サービスやキャンペーン価格を含めた全ての搭乗券の払い戻し、ペルー人と外国人に平等な航空料金設定などの経営戦略を打ち出している。
ロペス社長は、これらの独自サービスと格安な料金設定が、今までバス等を利用していたペルー人を呼び込んでいるとした。
(ソース: La República 11/06/15)