ペルーのアボカド輸出予想17万トン 下半期は日中に期待

アボカド協同組合(Prohass)代表アルトゥーロ・メディーナは、2015年のアボカド輸出量を前年比3%増の17万トンと予測している。

昨年ペルーはアボカドの輸出量でチリを追い越し、メキシコに次ぐ世界第二位の輸出国となった。アボカドの耕作面積はメキシコが18万ヘクタール、チリが3万3000ヘクタール、ペルーは2万5000ヘクタール。

また、昨年のハス種アボカド輸出は前々年比で57%増加し、今年上半期もその勢いは衰えていない。今年下半期には、防疫措置による輸出規制解除後の日本市場、および中国市場への輸出増大が期待されている。両国への輸出量は現在1000トン程度。

同代表は「これらアジアの国々にアボカドの良いところを知ってもらえれば、より消費が伸びるのでは」と話す。Prohassはタイ、インド、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、オーストラリア、ニュージーランドへのアボカド輸出に向け、国家農業検疫庁 (SENASA)と共に防疫問題の解決に取り組んでいる。

(ソース: Gestión 09/06/15)