輸出業協会(ADEX)は、2015年1月~4月期の輸出額累計を前年同期比22.4%減の66億8600万ドルと発表。主に鉱業セクターが伸び悩み、国内23州のうち19州で下落した。
輸出額トップはイカの10億6700万ドル(29%減)、以下アレキパ(8億1040万ドル)、アンカシュ(7億5840万ドル)、ピウラ(7億1400万ドル)、ラ・リベルタ(6億9900万ドル)の各州が続く。
伝統的産品輸出では鉱業セクターが18%減(45億300万ドル)、農業(44.6%減)、漁業(83.5%減)、炭化水素(56.7%減)各セクターが奮わず全体で50億2200万ドル、27.7%の落ち込みとなった。主な品目では金(5%減)、銅(16%減)、銅カソード(20%減)、ガソリン(42%減)、亜鉛(3.1%減)など。
一方、非伝統産品輸出は0.1%増の16億6300万ドル。農業・牧畜(9億2980万ドル/8.2%増)、非金属鉱物(1.5%増)、繊維(10%増)などのセクターが貢献した。
尚、マードレ・デ・ディオス(324.3%増)、プーノ(138.4%増)、サン・マルティン(27.6%増)、ランバイエケ(17.8%増)各州では前年より輸出額が伸びている。
(ソース: Gestión 21/06/15)