ペルー国内の刑務所には現在計1844人の外国人が収監されており、一人当たり年間US$6000の国費が割かれている。
このような事情から、カリャオ憲法特別市の各裁判所には、外国人収監者の本国への移送承認に関わる規定の解釈について統一ガイドラインを設けようとする動きがある。
本国移送の前提条件は、刑期7年未満の受刑者となる模様。カリャオ高裁の代表は、40か国の大使および領事と昨日合意に至った件に触れた。
同案は基本的に刑務所の混雑を解消するためのもので、仮に500人の外国人収監者に適用されたとすると年間US$300万の節約になり、またその多くはカリャオの刑務所に収監されていると代表は述べた。
さらに、カリャオのサリタ・コロニア刑務所には現在3251人の収監者がおり、内582人が外国人の未決囚および既決囚で、大半はメキシコ、スペイン、コロンビア、エクアドル、イタリア国籍と説明した。
(ソース: La República 07/05/15)