ペルー国内では一日に1万8000トン以上のごみが出る。全国11か所にある埋立処分場で処理されるのはそのうち42%に過ぎず、残り58%は最終的に公道や河川、海や湖に投棄されていると環境省が明らかにした。
同省の環境水準総局廃棄物管理部門の専門家カルラ・ボラーニョスは、全国に存在する悪質なごみ処理業者の一掃を含むクリーンアップ計画が準備されており、すでに営業停止を視野に入れた悪質業者判定の段階が始まっていると伝えた。ターゲットは、ごみ埋立処分場が利用可能な国内32都市で操業中の業者だという。
ペルーでは自治体毎に少なくとも1業者、1800強の行政区におよそ1851のごみ処理業者がいる。当面の対策として、各自治体では処分場の有無に関わらず、ごみの量の削減に向けた処理業者へのサポートを推進している。
(ソース: La República 18/05/15)