ペルー国家情報統計局(INEI)は、昨年12月期のGDP成長率を0.54%と発表した。これにより、2014年度の経済成長率は政府予測値の2.4%を下回る2.35%となった。同率は過去5年間で最も低い数値となる。
昨年度は漁業(-27.94%)、鉱業(-0.78%)、製造業(-3.29%)が落ち込んだ。INEIは漁業と鉱業、これら一次産業の後退が製造業にも影を落としたと分析する。
一方、金融・保険(12.6%)、企業サービス(6.6%)、通信(6.5%)、電気・ガス・水道(4.89%)、ホテル・レストラン(4.53%)、販売(4.42%)の各部門はGDPの増加に貢献した。
また、農業・畜産(1.36%)、建設(1.68%)、運輸(2.67%)部門も伸びを示した。
(ソース: RPP)