ペルーのワイン消費量 一人当り年二本

ペルーの老舗ワインメーカー「Santiago Queirolo」のマーケティング部長ソラリ氏は、2013年に20%の伸びを見せたペルーの年間ワイン消費量は約4千万リットルで、今年はさらに5~8%の増加が見込まれるという。

ペルーでは主に中辛~中甘口のワインが好まれているが、この4年間で辛口ワインの消費も増えつつある。また、輸入ワインの割合は全体の20~25%で、リマ以外でワインがよく売れる地域はチクラヨ、トルヒーヨ、アレキパ、ワンカヨ、イカなど。

ソラリ氏によると、年間国民一人当たりのワイン消費量は欧州が約30リットル、アルゼンチンが20リットル、チリが15リットル。一方、ペルーではいまだ1.5リットル(およそ二本分)と低迷しているが、6~7年前には一人当たりボトル一本にも満たなかったという。

(ソース: アンデス通信社)