ペルー国家刑務局(INPE)のホセ・ルイス・ぺレス局長は、刑務所の混雑緩和のため受刑者に課す「電子アンクレット」を提供する民間企業の選考を今年度末に実施すると発表した。電子アンクレットシステムは2015年早々にも導入される予定。
局長は、ある民間企業がペルー民間投資促進庁(Proinversión)に提出したアンクレットシステムのプロポーザルに関連し、他の企業からも同様の提案を募集、今までに2社の参加があったことを明らかにした。導入されるアンクレットは最大で5,000単位とされている。
アンクレットを課す対象については、いまだ検討中としながらも、「刑期7年未満の品行方正な者」への適用を考慮していると述べた。また、条件次第では、現在刑務所内で服役中の受刑者にまで拡大可能かも知れない。
局長は、このシステムの目的はあくまでも刑務所の混雑緩和だと語った。
(ソース: アンデス通信社)