ペルー国家統計情報局(INEI)の発表によると、ペルーの人口は今年6月30日時点で30,814,175人に達した。うち男性は15,438,887人、女性は15,375,288人。
また、次の国内11州では人口が百万人を超えている。山岳部ではカハマルカ(1,525,000人)、プーノ(1,403,000人)、フニン(1,341,000人)、クスコ(1,309,000人)、アレキパ(1,273,000人)、アンカシュ(1,142,000人)。沿岸部ではリマ(8,752,000人)、ラ・リベ ルタ(1,837,000人)、ピウラ(1,830,000人)、ランバイエケ(1,250,000人)。アマゾンでは、イキトスを抱えるロレト(1,029,000人)が唯一百万を超えた。
一方、マードレ・デ・ディオス(134,000人)、モケグア(178,000人)、トゥンベス(234,000人)、パスコ(302,000人)、タクナ(337,000人)の各州は州人口が40万人を下回っている。
また、全国の42.5%にあたる地区(自治体)の人口は10万を超えるが、25.5%の地区では2万人を割り込んでいる。中でもリマ首都圏のサンフアンデルリガンチョ区 (1,069,000人)やサンマルティンデポーレス区(687,000人)では、マードレ・デ・ディオスを始めとする前述の各州よりも多くの人口を抱える。
国民の平均年齢は26.9歳で、18年前(21.5歳)と比べ上昇傾向にある。65歳以上の人口構成比は6.4%で、アレキパ(7.5%)、リマ(7.3%)、モケグア(7.3%)、カリャオ(7.2%)、アンカシュ(7.1%)、ランバイエケ(7.0%)、イカ(7.0%)の各州では上記国内平均を上回っている。
また、60歳以上の人口は2,907,000人で、国民全体の9.4%を占め、建国200周年を迎える2021年にはこの比率が11.2%まで増加すると見られている。
15歳から19歳の未成年女性が妊娠・出産する割合は、13.0%(2000年)から13.9%(2013年)と増加傾向にある。
(ソース: INEI)