マチュピチュ二交替入場制 年末から導入か

世界遺産マチュピチュ遺跡への二交替入場制度の導入は2014年末からになりそうだ。文化相が公表した。

ペルー文化相ディアナ・アルバレス・カルデロンは、「午後に遺跡を訪れるのはわずか10%で、およそ90%の観光客は午前中に集中している。二交替制により入場者数を配分することが可能になる」と記者会見で述べた。

また同相は、「同制度導入の目的は規定の入場者数を変更することではない。一日あたりの観光客は最大3,000人程度に留まるだろう…午後、特に黄昏時のマチュピチュは美しい」と付け加え、二交替制は入場者枠を拡大するためのものではないと確約した。

現行の遺跡入場時間帯は午前6時から午後4時30分まで。外国人の入場料は大人US$45、17歳以下の子供はUS$23となっている。

マチュピチュ遺跡公園の責任者フェルナンド・アステテは、報道機関に対し、午後1時以降の入場料はこれより安くなるかも知れないと語った。

2013年にマチュピチュ遺跡を訪れた観光客は1,177,000人で、内800,000人強が国外からの旅行者。

(ソース: エル・コメルシオ)