アンデスの道路網カパック・ニャン 世界遺産に登録

カタールのドーハで開催されているユネスコの第38回世界遺産委員会において、ペルー、コロンビア、エクアドル、チリ、アルゼンチン、ボリビアの6カ国から推薦を受けていたアンデスの道路網カパック・ニャン(Qhapaq Ñan)が世界文化遺産に認定された。

インカ道(インカトレイル)の名でも知られるカパック・ニャンは、かつて南米大陸各地を結んでいた広域道路ネットワーク。ユネスコは「世界遺産委員会の歴史上、6カ国による単一の世界遺産申請は初のケース」とコメントした。

ペルー国内に現存するカパック・ニャンは延長250kmで、81の歴史的遺構と156の村落が含まれる。

(ソース: LaRepublica.pe)