1~4月の携帯電話輸入44.6%増 92.7%が中国から

今年1月から4月にかけてのスマートフォンを含むペルーへの携帯電話輸入高はUS$2憶9510万で、前年同期比44.6%の伸びとなった。ペルー貿易協会(Comex)が本日報告した。

同輸入高は4月だけをみても前値同期比52.4%増のUS$1億580万。2012年から2013年にかけ、都市部の12~70才への携帯電話普及率は75%から79%に、スマートフォンなどの高機能電話は16%から17%にそれぞれ増加した。

最大の輸入先は同期における輸入高の92.7%を占める中国で、総額はUS$2憶7360万(68%増)。二位はベトナム(US$760万)、3位は韓国(US$670万)。

Comexはこの数値を中国ならびに韓国との自由貿易協定が奏功したと分析する。また、ベトナムに関しては今後TPPの締結による拡大効果が期待されるという。

内国主要輸入元別の輸入高は、Claroの商標で有名なAmérica Móvil PerúがUS$1億4180万(148.6%増)でトップ。続いてMovistarブランドを掲げるTelefónica Móviles (US$7630万 / 8.1%増)、国内第三位のキャリアNextel del Perú (US$1660万 / 109.5%増)、韓国LGの現地法人LG Electronics Perú (US$1490万 / 219.4%増)、Celistics Perú (US$1470万 / 0.8%減)など。

(ソース: Gestión)