アレキパ州では、地方自治体の開発案件に利用される鉱山企業からの税収(カノン税)が昨年より14%減少した。これには世界的な金属価格の下落と産出コストの高騰などが影響していると国会議員が報告した。
同州では、2012年に7億8,850万ソレスあったカノン税が2013年には4億4,580万ソレス、2014年にはさらに14%減り3億8,320万ソレスまで落ち込んだ。2012年と今年を比較すると51.4%の減収であり、このままでは公共事業実施の足枷になりかねないと同議員は危惧する。
今年度のカノン税(3億8,320ソレス)は、アレキパ地方政府に9,580万ソレス、同州に属する109の自治体に2億8,740万ソレスの割合で配分される予定。うち20%(7,664万ソレス)は国立サン・アグスティン大学向けの予算に充てられる。
(ソース: エル・コメルシオ)