アマゾナス州ルヤ郡ティンゴ地区とチャチャポヤス文化の遺跡クエラップを結ぶ観光用ロープウェイ建設プロジェクトで、仏資本のPomagalski社とペルーのIngenieros Civiles y Contratistas Generales社によるコンソーシアム(共同企業体)がプロポーザル審査で首位を獲得した。
同プロジェクトは、クエラップ遺跡 への観光アクセス手段としてのロープウェイシステム設計、資金調達、建設、運営とメンテナンスに係る20年のコンセッション契約で、ティンゴ地区と遺跡間の高低差965mを延長3800mの索道により20分で結ぶもの。
同コンソーシアムがペルー民間投資促進庁(Pro Inversión)に提示した金額は、設計及び建設費US$17,893,191、年間維持費がS/.3,521,765であった。工期は着工が2015年初旬、供用開始は2016年第一四半期になる見込み。
クエラップロープウェイは、官民連携で実施されるペルー初の索道プロジェクトとなる。
(ソース: エル・コメルシオ)