EU(欧州連合)議会は、ペルーを含めた数カ国に対しシェンゲン領域各国訪問時の短期滞在査証を免除する規定を本日承認した。EUの報道機関が明らかにした。
今回承認された従来の規定(539/2001号)変更においては、ペルー以外にコロンビア、ドミニカ、アラブ首長国連邦、グラナダ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、パラオ、ソロモン諸島、サモア、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、東ティモール、トンガ、トリニダード・トバゴ、ツバル、バヌアツが査証免除対象国に加えられた。これら各国における実際の査証免除措置は、EUと対象国間における査証相互免除に係る二カ国間協定の今後の締結をもって有効とされる。
ペルーおよびコロンビアとの査証相互免除協定締結にあたっては、不法移民や治安への影響、観光や貿易への経済波及効果ならびに基本的人権順守状況などのガイドラインに照らした両国の評価をEU委員会が事前に実施するとしている。
(ソース: アンデス通信社)