ペルー文化省のルイス・ハイメ・カスティージョ副大臣は、3億5千万ソレス以上を投じてリマ、イキトス、クスコにそれぞれ新たな博物館を建設すると本日発表した。
リマには、現在手狭となっているプエブロリブレ区の「国立考古学人類学歴史学博物館」の収蔵品を移し替える目的で、パチャカマック遺跡に近いルリン区に2億ソレス以上をかけ新博物館が建てられる。同博物館は「Museo Nacional (国立博物館)」と命名される予定。
また、予算は未定だが、ロレト州の州都イキトスには、「Museo Amazónico (アマゾン博物館)」が造られる。
さらに、クスコではサクサイワマン遺跡付近に「Museo del Tahuantinsuyo (タワンティンスーヨ博物館)」が建設される。予算は建設用地買収を含め1億5千万ソレス以上になる予定で、サクサイワマン遺跡やプカ・プカラ遺跡などを含んだクスコ周遊ルートⅠへのさらなる観光客誘致が期待されている。
(ソース: アンデス通信社)