ペルー南部アレキパ州のクイ生産者マリオ・ベラ・ヒノホサの農場では、およそ1200匹のクイが飼育されている。毎月の出荷は平均300匹におよぶという。
アレキパのクイはカテゴリーⅠからⅣの四種に分類され、Ⅲがペット用でそれ以外は食用。メスのクイは良質の子を年に20匹ほど産み、繁殖や品種改良に用いられるものは体長40cm、重さ3kgにもなる。
「クイの肉はレストランで人気があり、石焼き、ハーブ風味、姿揚げ、アレキパ風チョクロ添え、唐揚げなどいろいろな料理に利用されます。また、ガン患者の食事療法にも使われています」と、クイ料理専門家のフロール・チコマは語る。
同州カイリョーマおよびコルカの自治体は、先日セルバ・アレグレ公園において第一回クイ祭りを開催した。祭りでは、カイリョーマの6カ月のオス「エルトン・ジョン」がミスター・クイに、ワンボ地区のメス「モリータ」がミス・クイに選ばれ、それぞれの所有者は賞金500ソレス(約18,250円)を獲得した。
(ソース: LaRepublica.pe / arequipa24horas.com)