1月27日(月) 阪急交通社・海外現地生情報に「南米最古の大聖堂 リマのカテドラル」が掲載されました。
リマ旧市街セントロのアルマス広場に位置するカテドラル。その威風堂々たる姿に、何度訪れても本当に見とれてしまいます。しかしペルーの歴史を振り返っていくと、当時のスペイン人が、そしてカトリックが、どれほどの大難悲劇をこの地にもたらしたかと臍を噛む思いをすることがあります。「この絢爛豪華な礼拝堂一つ作るのに、一体何人の血と汗と涙が注がれているのか」とか。
でもその礼拝堂に跪き、それこそ涙を浮かべながら一心に願う老婆の姿なんかを見てしまうと、日本からひょこっとやってきた自分に言えることなど何もないなぁと思ったりもするのです。信仰心からではないですが、リマのカテドラルは私にとっていろんなことを感じさせてくれるとても大切な場所となっています。