数か月ぶりに髪を切った。さっさと切ればいいのに、興味のないことは後回しというB型的特徴が出てしまった。自分自身では「B型だけど、好き嫌いではなくいろんなことをちゃんとするよ」と思っていた時期もあったが、年とともにどんどん「好きなこと、興味のあること」だけに注力するようになってきたようだ。
好きなこと=ペルー、旅行、それを書くこと。どうでもいいこと=その他。その他の部分が多すぎるまま、今に至る。ダメだなぁ、まったく。相変わらず成長がない。
美容師のゆりかさんに自宅にお越しいただき、伸びすぎた髪をサクサクと軽快に切ってもらった。20cm、いや30cmは切っただろうか。髪がどんどん軽くなるにつれ、気分もどんどん軽くなっていく。
たっぷりと床に散らばる髪を見て、ゆりかさんがこう言った。「そういえば昔はこの髪を使って針山を作ったんですよね」今の若い人には何のことだか分からならないかもしれないが、昔は針山の綿替わりに女性の髪を使ったものだ。
髪の含まれる適度な油のおかげで、針の滑りがよくなる上に錆びないという利点がある。私の姉も長い髪を切った時には、そうして針山を作っていたような記憶が・・・そんなことが共通の話題になる年齢の二人である(笑)
ほとんど段が無かったので、30cmも切ったら相当な量だった。もう一回分揃えたら、クッションくらいできるかも。そこまで裁縫好きでもないし、とにかく「その他」は面倒くさいタイプなので捨ててしまったが、確かに何かに使わねば勿体ない気がする。昔の日本人の最後まで始末する精神は、やはりいいものだと再確認した。
その後見たネット記事に、「癌で髪を失った人達へのドネーション」というのがあり、冒頭の写真が掲載されていた。針山はおろか、カツラ位簡単にできそうなこの大量の髪の毛を寄付することができたらどれだけいいか。有難いことに私は癌を患ってはいないが、そんなもの、いつ自分がその立場になるか分からない。
写真みたいな切り方は絶対お断りだが、もし捨ててしまった髪を拾ってくれる神がいるなら、それこそありがたくお納めするのにと思ったりした。
新しいヘアスタイルの写真が拝めるかと思って覗いたんだけど…やっぱり写真は載せないよね…笑。先日、バーミンガムの博物館で、ビクトリア時代に髪で作られたジュエリーがあってびっくりしました。昔は髪も貴重品だったんだよね。
もしかしてSちゃん?(違ったらごめんなさい!)お名前なしなのでちょっと寂しいですが、コメントありがとうございます。(笑)昔は糸を紡ぐことも大変だったろうし、もしかしたら高価だったのかも。そう思うと、自然に伸びる髪を利用しない手はないなぁと思ったりします。またもしかしたら、その人の形見だったとか?日本でもハラキリの時は、髷を切って残したみたいだもんね(時代劇の見過ぎ?)。髪の毛で作られたジュエリー、見てみたいです。
もしかしてSちゃん?(違ったらごめんなさい!)お名前なしなのでちょっと寂しいですが、コメントありがとうございます。(笑)昔は糸を紡ぐことも大変だったろうし、もしかしたら高価だったのかも。そう思うと、自然に伸びる髪を利用しない手はないなぁと思ったりします。またもしかしたら、その人の形見だったとか?日本でもハラキリの時は、髷を切って残したみたいだもんね(時代劇の見過ぎ?)。髪の毛で作られたジュエリー、見てみたいです。