今年10月半ば、ペルーアナウンサー協会(ALP)宛にギネスブックから一通の封筒が届いた。その中身は、97才になるペルー人女性マリア・フリア・ベネガス・サリーナスを世界一キャリアの長いアナウンサーと認める旨の証明書であった。
Maruja(マルハ)の愛称で知られ、ジャーナリストならびに教育者でもある彼女は、77年間ずっとマイクの前に立ち続けてきた。
1935年にラジオ・インターナショナルの音楽番組とニュース番組でアナウンサーデビューした彼女は、1944年にラジオ・ムンディアルで初めて自分の番組「ラジオ子供クラブ」を持つことになる。
子供向けの同番組はその後もラジオ・サンタ・ロサ(AM1500Hz)で放送されており、現在彼女は毎週日曜の午後6時から30分間、ヘスス・マリア区の自宅から電話で番組に参加している。
彼女をギネスブックに推薦したALPの秘書ホセ・ヒメネスは、12月8日(土)の「ペルー人アナウンサーの日」に合わせ、リマ・セントロのサント・ドミンゴ修道院において、正午のミサが終わり次第彼女に同証明書を手渡すと述べた。
(ソース: エル・コメルシオ)