ペルー政府は、農業省令第0429号により毎年8月1日を「全国アルパカの日」と制定、エル・ペルアーノ紙を通じ本日公布した。
制定の主な目的は、アンデス高地で飼育されているアルパカの再評価およびアルパカ製品の消費拡大、農家による飼育実態の紹介など。
ペルーには二種類のアルパカが生息し、標高3800m以上のさまざまな地域で6000年以上前から飼育されている。その肉はコレステロールが少なく豊富なタンパク質を含み、干し肉などに加工され食料になる。
また、皮は靴やジャケットなどに加工され、毛皮を利用した製品と共にそれぞれの加工業の発展や牧者の雇用創出に寄与し、住民の生計の一助となる。カシミアやモヘア等と並び、アルパカの毛皮は世界でも高品質で評価の高い繊維製品のひとつ。
(ソース: アンデス通信社)