7月7日(土) 朝日新聞デジタル・世界のウチに「冷たい手すりより温かいその手で」が掲載されました!
ちょっと古いデータ(2000年)だったので原稿には使用しませんでしたが、ペルーは世界58カ国中4位という、親との同居率の高い国なのだとか。ちなみに日本は12位、子供のころから個を大切にするヨーロッパは軒並み同居率が低いですね。
もちろんペルーの場合、経済的理由から同居せざるを得ない社会階層が多いのでしょう。無年金の人も多く、子供に頼らなければ生きていけない人は大勢います。またそれぞれの所得が十分でないため、みんなで寄り添って暮らさないとどうしようもないという現実もあります。
でも、「家族は一緒にいるもの」という感覚は日本人より明らかに強いのではないでしょうか。愛だけじゃなく憎の感情もあるでしょうが、とにかく家族関係が濃い。経済面だけで互いにぶら下がるような関係はもちろん最悪だけど、それでもみんな揃って暮らすことは、幸せなことだろうなと思ったりします。
大学を卒業してからずっと親元を離れ、だんなの転勤もあってあちこちに移動し、挙句の果てにペルーにまで来てしまった私は、ペルーにおける家族の距離の近さに眩しさを感じることがあります。
もちろん、距離と絆の強さが正比例とは思ってませんけどね。でもいくら絆が強くても、距離が阻むことはたくさんあります。
母と義母には、いつまでも元気でいてもらいたいです。
「距離の近さに眩しさ」激しく同感!
日本人にしては結構世話焼きな方だと思ってたけど、
こっち来ていかに自分が他人に「見ざる言わざる聞かざる」をきめるようになってたかって、痛感。
出発前(街中でぶつかってくる人が最近多いよな~)と不思議に思ってたの。こっちはそれなり狭いとこでも譲ってるのよ~なのにこっちを見もせず突っ込んでくる!で、すみませんの一言もない。
共感力が落ちてきてるというのかな?
濃いよね~。色んな意味で(苦笑) わずらわしいと思う反面、心地よかったりね。自分なりのバランスが取れればラテンって最高に居心地がいいと思う。日本は今そんな感じなん?物凄い速足で歩いてるのに、ぎりぎりの線ですっとかわすってのじゃないの?なんか怖いなぁ・・・
日本の一昔前みたいなんですね。
今の日本は核家族化しちゃって孤独死なんてこともニュースになったり。
どちらがいいかなんて簡単には言えないけど・・・。
もとには戻れないですけどね。
残念なことですよね。孤独死ってどうしようもなく悲しい結末。本当にどっちがいいなんて分からないけど、どういった状況であれ、誰にも知られずにってのはやっぱり悲しすぎますね。