ベトナムのViettel Group ペルーの通信事業参入へ

携帯電話ペルー国会通信委員会のビクトール・イスラ委員長は、ペルー通信業界への第四のキャリア参入により国内の価格競争が進み、利用者はより安価な料金でサービスを利用きるようになるだろうと本日コメントした。

ベトナム資本のビエッテル・グループは、ペルー国内の現行通信価格より50%安価な料金を提示、これにより多くの消費者需要が見込まれるであろうと述べている。

ビエッテル・グループは、ペルー政府との間で交わされる20年間のコンセッション契約の第一段階として、ペルー国内の携帯電話通信およびインターネット通信分野において2013年から事業を開始する予定だ。

同社によると、世界各国における通信事業者の平均売上は利用者一人当たり4~5米ドルだが、ペルーの現行三キャリア、テレフォニカ・クラーロ・ネクステルの平均売上は一人あたり7~8米ドル。また、一分当たりの通話料金は、世界平均では5~6セントのところペルーでは20セント。さらに、1ギガバイト当たりのインターネット接続料金では、世界平均6米ドルに対しペルーは32米ドル。

同社は最後に、貧困層の60万人には40分間の通話と20通のSMSを2米ドルで利用できる特別料金プランを提供すると述べた。

(ソース:アンデス通信社)