タラポト旅行から帰ってきたものの、ずっとバタバタしていて今日やっと写真の整理をした。
5日間で約1500枚。デジカメでよかったと心から思う。タラポトの隠れ家ホテルに滞在中、ガイド兼ホテルスタッフのMaxがセルバ(ジャングル)のことをあれこれ教えてくれた。大空を自由に羽ばたく野鳥たち、ジャングルの不思議な植物や昆虫、動物たち。
すべてを撮影できた訳じゃないし、メモだってぜんぜん取りきれなかったけど、PCに取り込んだ画像を眺めていると彼の言葉が蘇ってくる。ただ今どっぷりセルバに浸っている私です♪
で、彼の言葉で印象的だったのが「comestible」、「食べられる、食用の」という単語。「この植物は食べられる」「この木の実は食べられない」豊かな自然と共に暮らす彼らならではの言葉。
ジャングル奥深くの滝を観に行った時のこと。ただでさえ道が悪いのに雨まで降ってきて、ズボンはどろどろ、歩くのだけで精いっぱい。カメラを守るのでもう必死ってのに道を切り開くためのナタ1本という身軽ないでたちのMaxは、嬉々としてセルバの素晴らしさを語り続ける。
「ほら、ここ!絶好の撮影ポイントですよー!」と言われカメラを構えた途端、「ぎゃー!レンズに雫がー!」カメラ小僧には辛すぎるセルバ・トレッキング。でもって、この時も「comestible」を大連発のMax。特に森の中は珍しいキノコがいっぱいで、こちらもつい「食べれるのかなぁ」なんて思ってしまうから彼もそれを感じ取っていたのかもしれない。でも雨なんだよー!カメラを構えてられないんだよー!
恥ずかしいくらいのボケボケ写真ですみません。このキノコは「Oreja de Diablo/悪魔の耳」。ぷよぷよしたゼリー状の気持ち悪いキノコだが「comestible」、なかなか美味らしい。しかし、悪魔の耳って尖ってるんじゃないのかねぇ。セルバの人は「森の悪魔」って例えがとても好き。
他にも「食べられる・食べられない」の説明はずっと続いたが、とても撮影できなかった。だってカメラはすでにこんな状態・・・コンパクトデジカメでよかったよー。一眼だったら泣いてる(涙)
なかなかハードなトレッキングだったけど、手を伸ばせば食べモノがあるというセルバの懐の深さに感動。
そういやジャカルタに住んでいた頃も、メイドのおばちゃんが「道端に成ってたー」と言って大きなパパイヤを持ってきてくれたなぁ。あ、あのおばちゃんの場合は盗んだ可能性も大だったけど(苦笑)
「食べられるか食べられないか」こういうシンプルな基準、大好きだ。★私のサイト内の写真は概ね拡大可能ですが、今回はあまりにひどいので・・・。 あしからずご了承くださいませ★
食べられるか食べられないかはやっぱり一番重要だよね。
私もタラポトは大好きな場所です。(ジャングルは行かなかったけど)
リマにいるとなかなか自然に触れ合えないから、素敵な旅だったでしょうね。
自然いっぱい、虫いっぱいで、とてもよかったですよ!それに枯葉などに擬態する昆虫類も色々見れました。素晴らしい変体ぶりです(←変態じゃないですよ) 私もあのシンプルな基準は一番大事だと思います。人間らしいですよね。
雨のトレッキング、お疲れ様でした。
食べられるか食べられないかはやはり知ってて損はないですね。
日本では水仙の葉やトリカブトを知らずに食べちゃう人もいるんですから。
ペルーって広大ですね~^^
森に暮らす人にとって、そうした知識は生きることだけでなく、命を守るためにも必要な知識なんでしょうね。勉強になります。