野口忠行 個展開催

4月10日夜19:30より、「Gente del Camino de Tadayuki Noguchi」展の開催式がありました。日本大使や日系人協会のお歴々など、そうそうたる顔ぶれが揃う中でとても和やかに行われました。

野口忠行ヘスス・マリア区にある日秘文化会館1階ギャラリーにて5月5日まで開催。野口忠行画伯は1938年福岡県大川市生まれ。1981年からペルーを訪れ、アンデスに生きる人々を描き続けています。また画業の傍らペルーの貧しい村々に学校を造るなどの活動をされており、大川市文化功労章を始め多くの文化交流賞を受賞されています。

昨年、こうした長年の文化活動に対し日本政府から「旭日双光章」が授与されました。畑を耕す人、ロバで荷物を運ぶ人、酔いつぶれて眠る人、微笑む母と子の姿。アンデスという厳しい環境の中で逞しく生きる農民たち。力強く温かなその色合いに、画伯のペルーに対する深い愛情を感じます。

また、ことさら大きく逞しく描かれる手に、農民への畏敬の念が込められているような気がしました。リマ在住者はもちろん、リマを訪れた旅行者の方にもぜひ観て頂きたい。優しい気持ちになれる個展のご案内でした。

“野口忠行 個展開催” への2件の返信

  1. 本当にありがとうございます。
    こんなに大きく取り上げていただいて!
    本当にたくさんの方に見てもらえたら幸いです。
    父も喜んでいます。

  2. 素晴らしい個展だよね!そしてmamiちゃんの働きぶりが素晴らしい~♪ お父様、お母様も安心されるよね。またゆっくり拝見しに行きたいです。

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