今日は聖金曜日。イエス・キリストが磔にされた日。今はGranada、ザクロのシーズンだ。
メルカドやセントロにいくと、大人のこぶし大以上という巨大ザクロが山のように積まれ、売られている。割ってみると、イエスの受難日に相応しい血のような果実がたっぷりと詰まっている。でも、血の味なんてしないよね。ペルーのザクロは、甘酸っぱくてとても美味しいのです。
★★★★★★★★★
このザクロはセントロの露天商から買った。露天のオバサンは、「ザクロは女性にいいんだよ~」と売り込み熱心。若い女の子が何人も買っていたところを見ると、ザクロの美容効果はここでも有名らしい。
①若い女性へ:「ザクロは美容にいいんだよ!」
②既婚女性へ:「ザクロを食べれば、かわいいbebe(赤ちゃん)がすぐできるよ!」
③男性客へ :「あんたのセニョーラ(奥さん)へお土産にどうだい?」
④年配女性へ:「更年期にはやっぱりザクロですよ」
・・・いや、最後のセリフは聞かなかったが、客に合わせて販売トークを変えるところはなかなかのプロとお見受けしました。で、私が買おうとした時は・・・何も言ってくれなかったなぁ。東洋人の年齢は、見当がつかなかったのか?それとも②か④で迷ったのかもしれない。うきーっ。
リマのザクロは1つ100円ほど。大きくて食べ応えがあるので、なかなかお買い得。あと店側の販売トークによって、自分が他人からどう見られているかの判断もつくというおまけ付きです(笑)