リマの夕暮れ

2月20日(月) AB-ROAD海外ガイド記事に「平和への祈りを Alto de la Alianza(同盟の丘)」が掲載されました!

ペルー南端の国境の街タクナにある、いわゆる戦争記念博物館です。太平洋戦争(ペルー&ボリビア軍vsチリ)の激戦地でもあったこのあたりには、今もなお無名戦士の骨や遺品が残っているのだそう。悲しいことですね。

先日来続く豪雨の影響で土砂崩れがあり、ペルーとチリの国境付近に埋められていた対人地雷が掘り起こされてしまいました。これらの地雷はチリ側が撤去すべきものらしいのですが、できていないエリアがあったってことらしく。恐ろしや。国境越えをする多くの人々が足止めを食らっていました。

破壊と犠牲と悲しみと、そして地雷と。戦争というものは、ろくでもないものしか残しません。

★★★★★★★★★★★

今年はあまりに暑くて夏を謳歌しきれていないけど、夕方になると俄然元気がでてくる私。最近は午後の暑さが少し収まったころに出かけ、街がピンク色に染まっていく様子を眺めながら帰ってくるのが常です。

ラルコマール

そんなある日、短い夏の午後をのんびり過ごそうと、海沿いの街ミラフローレス区へ。
リマの夕陽スポット、ラルコマール。これから始まる贅沢な時間をオープンテラスでのんびり過ごす。

ラルコマール

見事な夕陽!でも「夕陽が赤い」ってことは、大気中にそれだけ「光を散乱させるもの」が多いってことだよね。まあ、埃や塵が少々多くても、ロマンチックだからいいんだけどさ。

ラルコマール

美しい夕陽は、みんなを幸せにする。恋人や家族が同じものを見て、その美しさを共有できる時間ってとてもいいな、と思う。

ラルコマール

辺りが一面、橙色と緋色に染まる。空も海も街も人も、みんなおんなじ色に染まる。こういう時間を過ごせることに、いっぱい感謝したくなる。リマに暮らしてよかったなーと思う瞬間。

夏が終わるまで、あと何回こういう時間を楽しめるかな。

リマの空は、半年以上雲に覆われてどんよりするんだから、今のウチにめいいっぱい楽しんでおかなきゃ。

“リマの夕暮れ” への4件の返信

  1. きれいな夕陽!
    こんな景色に巡り合えたら言葉はいらないですね~。
    夕陽に包まれて過ごすリマ、うっとりです。。。^^

  2. おおお~見事な夕日!
    たかが日没前のひとときなんだけど、夕日はひとを寡黙にそしておセンチにしますね(え、そうでもない? 笑)
    空気のきちゃないジャカルタだったけど、燃えるような夕日の空の下流れるアザーン(夕べの礼拝を告げる声)は、なんというか「ああ遠くに来たんだなぁ」という感慨があったなぁ。
    同じく夕日の空の下だんぢり国に流れるは「今日は楽しく過ごしましたか?明日も一日元気に仲良く過ごしましょう」という無粋な防災無線(苦笑)
    ブラジルの夕日の下…はどんなんかな?楽しみだわ~

  3. 本当に燃えるような赤なのです。そしてピンクや紫色のグラデーションも・・・とってもきれい、言葉なんていらないです♪

  4. ジャカルタの夕陽も赤かったねぇ~!っていうか、もっと赤かったよ(笑) 日頃はやっかいな塵は埃も、あの夕焼けの時間だけはいいなぁなんて思っていました。うちのアパートの近くのモスクは、本当にへたくそなアザーンばっかりでね(苦笑) ぜんぜんおセンチにはなれなかったけど、本当に美しいアザーンを聞くと、神様の存在を肌で感じます。ブラジルの夕陽はどうだろうね。素晴らしいといいね!!

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