食料品の高騰などにより2011年度のインフレ率は4.74%に達した、とペルー国家統計情報局(INEI)が本日発表した。
これは2009年以来最も高い値となる。同局は、日用品の値上げや国内の天候不順による生鮮食料品供給への影響により、2010年以来インフレが加速し、2011年度には野菜や豆類、および燃料価格の高騰がインフレを助長したと分析している。
一方、現在高めの傾向にあるインフレ率は、2012年半ばにはペルー中央準備銀行の目標レンジ内(1~3%)に収束すると見ている。公式データによると、2010年のインフレ率は2.08%、2009年は0.25%、2008年は6.65%。
(ソース:エル・コメルシオ)