先日、ペルーで初めてバレエを見に行ってきました。「もうすぐクリスマスだし、久しぶりに『Cascanueces/くるみ割り人形』がみたいな」という友達の誘いで。ああ、なんてアカデミックなのかしらん♪
クリスマスだからセール、とかじゃないのね。リマ市のTeatro Municipal(市民劇場)は、その歴史を植民地時代にまで遡る由緒ある建物。老朽化が進んでいた建物を長い時間かけて修復し、今年グランドオープンしたばかり。ホールは小さいけど、とてもきれいで感動♪
肝心のバレエは・・・ぷっと笑わせてくれることもあったけど、総合的には合格!ただ「胸が大きいとバレエには向かないなぁ」と、しみじみ。
もう一つ、ペルーは移民国家なのでバレリーナの人種も様々。長身で手足の長い白人系から、むっちりとした褐色の肌のクリオージョまでが一緒に踊る。手足の長さ、頭の大きさ、肌の色なんて本人の努力ではどうしようもないけれど、群舞ではどうしてもそれが目立ってしまう。
技術レベルだけでなく、視覚的な優雅さも求められるバレエにおいて、ペルー人は白い人には勝てないと思った。残念。でも私はペルーのバレエに興味を持ちました。また機会を見つけて見にいきたい。
バレエを鑑賞後、ご飯を食べようと「The Westin Lima Hotel & Convention Center」へ。こちらも今年5月にオープンしたばかりの、5ツ星ホテルです。ロビーで、クリスマス恒例のナシミエント(幼子イエスの誕生シーンを表した置物)を発見。
チョコレートや砂糖菓子でできたナシミエント、テーマは「シピボ」。シピボはペルージャングルに暮らす数ある先住民族の1つです。しかし、あの独特の泥染め模様を描けないのに、なんで「シピボ」と言うかなぁ。ぶつぶつ。
しかもこちらをご覧あれ。ジャングルにイチゴは生えるんかい?しかも、こんな風に実るんかい?「自然の偉大さ、生活環境の大切さを理解する我々は、ジャングルの民、シピボ族をモチーフに・・・」みたいなことが書いてあったけど、いやいや、その前に植物図鑑を見て下さい。
この時期、ウェスティンは金持ちペルー人&欧米人でいっぱい。好景気に沸くペルーの企業では、このホテルで年末年始のパーティーをするのが流行ってるんだって。この日も2つパーティーがあって、ドレスやらタキシードの男女がうじゃうじゃ。いつも街にあるパーティードレス屋さんを外から眺めて「誰がこんな派手なパーティードレス、買うん?」と思っていたけど、こういう人たちが買うんやねーと実感してしまった。いやー、不思議な世界だわ。さて、友達とレストランへ。
前菜にはセビーチェのなんとかかんとか・・・忘れた。カクテル風になっておりました。メインはイカ墨のリゾット、友達はお魚料理。
女2人でおしゃべりに花が咲き、久しぶりにのんびりゆったり、リッチな気分を味わいました。たまにはこういう贅沢もいいよね~。クリスマス前にすっかりクリスマス気分を楽しんでしまった1日でした。
バレエ鑑賞そしてホテルでディナー
まあなんとオサレなクリスマス☆
「くるみ」は衣裳がまた夢々しいからね…本場の方々でも結構(ぷ。)となることはある。王子マッチョとかビミョーなオリエント風衣裳とか若干目のやり場が(苦笑)
バレエって「はじめにビジュアルありき」だから…キビしいですねホント。や、でも楽しかったなら問題ナシ♪
しかしこのスイーツデコのイチゴは一体なにを表したかったのか?トウガラシのつもり?いやいやトウガラシは畑に生えん。なら大きなカブラとか…???
なんぼお菓子とは言え詰めが甘い~
見る者をもやもやさせちゃあ、いけませんね
あはは、うまい!そうそう、詰めが甘すぎなんですわ。美味しいかもしれないけど(いや、あの色は絶対美味しくない)、技術的に無茶レベルが低いと思う。あれが天下のウェスティンかと思うと、ね。バレエはね、私的にはとても面白かったよ。本来夢の国のお話・・・なんだろうけど、妙に人間味あふれるところが、ペルーらしかった(笑)
ウェスティンホテル5月にできたんですね。まだ一度も中に
入ったことがありません。
お料理、値段が高そうですが、味も一流なんですか?
ぜひお料理の感想もお聞かせ下さい。
こちらのお菓子って色がどぎついですね。
そこはいまだに慣れません。
お料理は普通でした。ほんと(笑) まああれこれ食べた訳じゃないから、分かりませんが・・・ あのシピボのチョコナシミエントはセンス悪いですよね。もっと高級感出して欲しかったなぁ。
バレエにホテルのディナー、豪華ですね~!
いちごも愛嬌なのかしら・・・?
このいちごは笑えますよね!作ってるほうもさぞや楽しかったでしょうに?でもとても素敵な1日でよかったです♪