ダカール・ラリー実行委員会は、2012年の同競技概要を本日パリで発表した。
2012年のラリーは、来年元旦にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスのマール・デル・プラタをスタート、8500kmを走破し1月15日にペルーの首都リマのアルマス広場にゴールする予定。
パリのセレモニーには、ペルースポーツ協会のフランシスコ・ボサ会長が出席した。同ラリーの行程はアルゼンチン国内で5ステージ、チリで5ステージ、同ラリー初開催となるペルーでは4ステージの全14ステージで構成される。昨年に比べ参加車両数は約15%増えているようだ。
実行委員会役員のEtienne Lavigne氏は、「今回は開催国にペルーが加わることになった。ダカール・ラリーは南米で開催される最大級の大会。印象的で多様なコースの南米は、エキサイティングで奥の深い大陸だ。」とコメントした。また、チリからリマにかけてのコースはより過酷なものとなる模様。
この伝統的な国際ラリーは、アフリカ北部におけるテロ脅威の影響で2008年に一旦中止された後、2009年に南米へとその舞台を移している。
(ソース:アンデス通信社)