行ってきました、オクトーバーフェスト2011!最終日の日曜。最前列に座りたいと、12時ぴったりに現地集合。
ところがところが、門はかたーく閉ざされたまま、まだまだ準備中といった感じ。「きっとビールがまだ届いてないんだよ」って笑ってたんだけど、本当に3種類あるはずのビールが2種類しかなかった。とほほ。そしてやっと門が開いたのが12時45分。やっぱりHora Peruana。
帽子にサングラスの怪しげなオバサンが1人。彼女の鋭い眼差しは、獲物を狙う猛禽類のようだ。狙うはテーブルに置かれた財布か?それともカメラ?・・・いや、チョリソーだっ!人様の残り物を狙って、各テーブルを回っていたこのオバサン。しかし残り物どころか、まさに今テーブルに運ばれたばかりの料理を欲しがるのだからその図々しさには閉口してしまった。突然背後から「これ、私にくれんかね」と言ってくるもんだから、みんな「はぁ??」って。どのテーブルでも断られてた(←当たり前)だけど、まったく懲りる様子もなく、チョリソーを求めて会場を徘徊し続けていた。あんまり怪しいから、オバサンを追いかけて質問してみましたわよ。そしたら「私の犬にやるんだよ、大きいのが2匹もいてね~」だって。犬にこんな塩っ辛いソーセージやって、どうするねん。というか、絶対このオバサンが食べたかったに違いない。
本日のイケメンは、モデルだというお兄ちゃん。「ビールばかりじゃしんどいでしょ?」と笑顔でコーヒーサービス♪ マスクも甘いが、コーヒーも激甘っ!一番前に座りたかったのに、全部「Reservado/予約席」になってた。前はこんなの、なかったのになー。しかも2時くらいまでガラガラだったし。最前列が埋まらないからか、イベントも4日目でただ疲れていたのか、一向に始まる気配なし。おかげでこちらも飲むしかなくて、たっと言う間に酔っ払いの出来上がり(笑)
「Pozuzo」の女の子。その血は100%ドイツのものだが、踊る時にきゅっと腰をひねるところは、やっぱりPeruana♪女の子って、スカートがきれいに広がっただけでお姫様気分になっちゃうんだろうね。何度も何度も、楽しそうにくるくると回って遊んでた。
こちらはまだ人が大勢いるのがちょっと怖い・・・のかな。ママの腕をぎゅっと掴んで、眉間に小さなしわを寄せて。うぅ、愛らしいのぉ~♪
ジンナイ・センター・ドイツバージョン♪★神内センターは、日系のお年寄りのデイサービスセンターです★相当なご高齢だろうに、ビールを注文なさるおばば様がいるところがさすがです。そしておじじ様が1人もいないところが、少し物悲しかったりもします(苦笑)中には在秘60年というおばあちゃんもいました。日系移民のじじばばと同じく、彼女らにも波乱万丈な人生があっただろう。そんなお話も聞いてみたかったな。
踊れっ 踊れっ ふがふがひゃっほ~!
ドイツ民謡に合わせて踊り出すドイツ系ペルー人たち。ドイツの音楽って、手拍子がぴったりのいわゆるタテノリ・リズムだ。でもラテン音楽はタテ・ヨコ・ナナメ、S字カーブ!だからだろう、いつもなら音楽と共に身体が動き出すペルー人たちも、どうしていいやらと戸惑うばかり。同じくタテノリ・リズムが遺伝子に染み込んでいる日本人には、ばっちり合うんだけどね~。ということで、私たち日本人御一行様も、ドイツの旗を振って大騒ぎ~!
身長190cm前後の男性がタテノリで踊るもんだから、硬い木のベンチがこんなにたわんでた(笑)今日が最終日だから、まあ折れても問題ないかな?
ドイツ民謡では踊れないけど、飲むのは大好きなペルー人。見よっ!この立派なコップ・ピラミッドを!「酒を飲んで大勢で騒ぐのは、日本人とドイツ人」と言われるけど、確かにね。久しぶりの居酒屋ノリで、とっても面白かった。ってことは、オクトーバーフェストはペルー人より在秘日本人向きなのかも?リマ在住の皆さま、来年はぜひオクトーバーフェストへ♪
お祭り気分が伝わってきて、読んでるこっちもわくわくですわ♪
ブラジルで住む予定の街も、ドイツ系住人が多いからあるらしいんよ、オクトーバーフェスト。楽しみやわぁ♪
そうかーー縦ノリはドイツ人と日本人のもんなんやね。
ン10年前、某酒造会社に入社したての友人が、会社から商品デモのため本場ドイツのオクトーバーフェストに送り込まれてね。着物で会場に立って大受けだったらしい…いきなりドイツ人のオバちゃんに「着物まくり」されて仰天したり、という一幕もあったとか 笑
(世の東西問わずオバちゃんの振る舞いは唐突ですな)
ブラジルでもオクフェス!楽しみやね~。きっとノリはタテだろうがヨコだろうが、絶対ブラジル人のほうがいいと思うよ~。しかしお友達、さぞやびっくりやったろうね。「着物なくり」って、どないしたらできるん?(笑) まったくオバちゃんは最強やね~!ああ、自分がそうならんことを祈るべし。。。