ペルー中央準備銀行(BCR)は、現在流通している1センティモ硬貨を2011年5月1日以降廃止すると発表しました。
同行はこの硬貨が近年ほとんど使われていないことを廃止の理由に挙げ、これにより商取引の簡素化およびコスト削減が図れると述べています。
しかしながら、会計上やカード・手形決済など現金以外での取引においては、基準日以降も引き続き貨幣単位として存続させる模様です。また、基準日以降の1センティモ硬貨両替はBCRか金融機関での対応となるそうです。
実際の買い物における支払いでは、現在同様各商店などが四捨五入計算で端数処理すべきとのこと。いずれにせよ今年5月1日からは街中で1センティモ硬貨が使えなくなるので、銀行へ両替に行くのが面倒な方は今のうちに使い切ってしまうのが賢明でしょう。
(ソース：ペルー21)