Time誌オンライン版が行った米連邦犯罪捜査局へのインタビューによると、ペルーにおける直近2ヵ年の偽ドル札押収額は3千3百万ドルに上り、これは供給量として世界一のレベルになるそうです。
捜査官は、ペルーの偽札製造技術は高く、また偽札の製造に対するペルーの法制度が甘いことが犯罪を助長しているのではないかと述べています。偽札製造の刑罰は、日本の場合「無期または3年以上の懲役」ですが、ペルーでは初犯の場合3年、再犯でも最高6年で、模範囚は2年程度で出所するようです。
(ソース:RPP)
大手銀行の窓口でも怪しいドル札を手渡されるペルー、貯金を下ろす際には出納係の目の前で納得の行くまで全てのお札を確認されることをおススメします。ペルーでは、印刷自体がアヤシイものはもちろん、少しでも破れたり欠けたりしているドル札は使えない場合がありますので、念のため。両替屋が押すハンコや落書きの位置にも注意して下さい。