パンタノス・デ・ビージャの後、パチャカマック遺跡へ。遺跡についての詳細は、こちらをご覧下さい♪
何度も足を運んでいる遺跡だが、今回のように二階建てバスから見るとまた違った印象を受ける。広大な宗教都市だったパチャカマック。この砂だらけの敷地には、まだまだ色んなものが埋まっているんだろうな。
太陽の神殿。 なんとどこかのバカ修学旅行生が神殿にいたずら書きをしたらしい。現在修復中のためこの正面門から入ることができなかった。信じられない。まったくどこの世界にも、こういうバカはいるものよね!自分たちの歴史や文化に誇りはないのか、まったく。
仕方なく、神殿の横側から坂を登る。太平洋を見渡すこの景色、はぁ~、気持ちいい!ガイドさんがカビリャカの神話を説明していた。あのクジラ型の島は、カビリャカとその子供だという…インカの神話って、難しいのが多いけど面白いです。
ざざっとバスに乗って遺跡見学を追え、トイレ休憩と併設の博物館を見学。ツアーだからあんまり時間的余裕はないけど、広い遺跡を効率よく回るにはうってつけ。ガイドさんはスペイン語と英語ができます。ぜひ皆さんもミラブスツアーにご参加を♪
さてミラフローレス区に戻ってきた私たち、お昼は近所で和食を食べた。冷やし中華、カレー、カツどん。こういうご飯は、やっぱり美味しい(笑) それからメルカド・インディオでお土産購入。母は私に似て(というか私が母に似て)、自分自身へのお土産というのを特に必要としない人だ。それでもこの2週間の旅行を快く送り出してくれた親戚やお世話になっている人たちには必要。マフラーやショールをたんまりと買う。疲れたー。明けて14日。今日が母のリマ滞在最後の日。午前中は少しゆっくり、そしておしゃべり。今日帰っちゃうんだね。寂しいね。 お土産リストを持って、2人でスーパーへ買い物に行った。色んなフルーツのフレーバーティ、切り口が紫や赤色をしているアンデスのお芋を使ったポテトチップス、ペルーの定番菓子アルファフォーレス、お酢ではなくペルーの小さいレモンを使ったマヨネーズ、ペルー産コーヒー、世界三大美果チリモヤなどあれこれ。 これを各4箱、5箱と買うもんだから、もう荷物がいっぱ~い!!スーパーのお兄ちゃんに、家までカートを押して貰う。あ、ちゃんとチップはあげますよ。わずかなチップで荷物を運んでくれるんだから、ペルーはそういうところがとても便利。荷造りは私が得意。ぐぐーっと詰め込んではい、終わり。 そして夜、空港へ。デルタの窓口はすごい人!こりゃ2時間くらい掛かりそうだ。(ペルーでは国際線は3時間前到着が基本です。)いくらネットでチェックインしていても、荷物を預ける場合は意味がない。20分ほど並んだろうか。でも全然前に進まないよー! ちょうど空港職員からの事前チェックがあったので、「母1人なの。私は付き添い」と訴える。そしたら「プレフェレンシア(優先)だね」と、空いているカウンターにすぐ行かせてくれた。お年寄り扱いするのは気の毒だけど、使える権利は使わなきゃ。こういう時、ペルーは親切♪ こうして順調にチェックインを済ませ、荷物も預けて出発ロビーへ。だんなと3人でコーヒーを飲みながら時間をつぶす。うーん、何を話すべきか?やっぱり寂しいよぉ。 「気をつけてね」とかそういうことばっかりしゃべってると、なんとなく涙が出てくるのでまだ時間はあったけど、お別れすることにした。ゲートに入るまで母を見送る。また絶対来てね!今度は絶対マチュピチュに行こうね! こうして母のペルー初旅行が無事終了したのでした。