毎年8月1日はペルー農業灌漑省(MINAGRI)が定めた「Día Nacional de la Alpaca (全国アルパカの日)」。ペルーは世界一のアルパカ繊維生産国だ。
同省によると、世界のアルパカの83%はペルーに生息しているという。二位はボリビアだが、その割合はわずか9.5%。ペルーのアルパカは計368万5516頭で、99%が零細畜産農家、残り1%が企業や組合、共同体などの下で飼育されている(2012年度全国農畜調査)。
また、アルパカはプーノ、クスコ、アレキパ、ワンカベリカ、アヤクチョ、アプリマックを始めとする国内17の州にいる。全体の80.4%がワカヤ種、12.2%がスリ種で、残りは双方の雑種。
同省は零細アルパカ農家に対し、アルパカ繊維商品化のサポートプログラムとして農業銀行を通じた基金を設立。これまで全国240のアルパカ畜産農家団体を対象に合計9400万ソレス(約36億4362万円)が拠出された。
(ソース: Gestión 31/07/15)