5月19日の為替相場は国際市場における米ドル高騰の煽りを受け1ドル=3.155ソレスまで上昇、2009年3月末以来のドル高ソル安となった。
国内市場ではドル高騰が外国投資家と銀行による急激なドル需要を駆り立て、中央準備銀行(BCR)が為替レート抑制のため1500万ドルのドル売り市場介入を実施した。
ドル相場上昇圧力の中、銀行および金融コンサルタント各社は年末の対ドル為替レート予測を引き上げ続けている(ラテンフォーカス・コンセンサス・フォアキャスト)。
各行・各社の予測はS/.3.05からS/.3.35で推移。今年に入ってから米ドル為替レートは5.87%上昇している。
[2015年末米ドル為替レート予測値抜粋]
- 輸出業協会(ADEX) 3.20
- BCP 3.20
- BBVA Banco Continental 3.25
- BofA Merrill Lynch 3.25
- Citi Group Global Mkts 3.05
- Credi Suisse 3.25
- HSBC 3.35
- JPMorgan 3.30
- Oxford Economics 3.05
- Santander 3.15
- Scotiabank 3.20
(ソース: Gestión 20/05/15)