一か月半におよぶ休業の後、「グリマおばさんのアンティクーチョ屋」が5月16日から営業を再開する。
ミラフローレス区のAv. Igunacio Merino 466に自身の店舗「Grimanesa Vargas Anticuchos」を構えるグリマおばさんは、40年以上にわたりひたすらアンティクーチョを焼き続けている国内外で有名な女主人。実は最近、区の指示により休業を余儀なくされていた。
その原因は厨房から流れ出る臭い。グリマおばさんのアンティクーチョは「ペルーの味」として親しまれているが、一部の住民には調理場の臭いが不快だったようだ。
住民の不安を解決するため、グリマおばさんは約2万ドルを店舗に投資、娘のオルガとともに心配する彼らを説得した。その甲斐あって、今週末の土曜日から営業再開の運びとなった。
ミラフローレスの街角の屋台から始まった老舗のアンティクーチョ屋、そのレシピはグリマおばさんだけが知る秘密とされ、昔からの熱心なファンが多く通う隠れた名店だ。
(ソース: La República 12/05/15)