5年間使っていたプリンターが突如異音を発して壊れた。分解掃除をしてみたがどうやら基幹部品の摩耗らしく、買い替えた方が安いので新たに購入することにした。
家電量販店での人気はEPSONのエコタンクシリーズで、店頭売れ筋上位2機種を独占。このプリンター、通常のカートリッジ交換式ではなくインク用のリザーバータンクを装備。70ml×4色の大容量ボトルインクを一度注入すれば、A4モノクロで4000枚、カラーで6500枚まで印刷できるというお得感が消費者のハートを掴んでいるらしい。
我が家もその例に洩れず、今年1月に発売された中間機種のL455を購入。プリンター、コピー、スキャナー複合機で、1.44インチのカラー液晶画面を搭載。Wi-Fi接続はもちろん、ルーターを介さずスマホやタブレットからも操作できるWi-Fi Direct®機能もついて、価格はS/.749 (約2万8500円)。
気になるインクボトルの値段は純正品で一本あたりS/.49 (約1860円)。新品のプリンターには黒、赤、青、黄4色のボトルインクが含まれているので、一枚あたりの印刷コスト(用紙代除く)は単純計算で次のようになる。
- 新規購入時: 白黒7.125円/枚、カラー4.385円/枚
- インク詰め替え以降: 白黒1.860円/枚、カラー1.145円/枚
エコタンクへのインク詰め替えまでが本体価格の償還期間と仮定した場合、家庭用プリンターとしては以降の印刷コストが段違いに安くなる。また、ちまちまとインクカートリッジを買いに行く手間が省けて(注: ペルーにはまだAmazonがない)、ストレスが減るのもメリットのひとつ。
印刷スピード自体も全く問題ないが、ボトルインクをタンクに注入する際、かなり慎重に作業しても微量のインクが手についてしまうので注意が必要だ。ゆえに、説明書のとおりゴム手袋を着用し、衣服などにインクが付着しないよう留意すべき。
日本で発売されればベストセラー間違いなし、のイチオシプリンターの紹介でした。