リマ大聖堂で結婚式の最中に発砲騒ぎ

ペルー時間3月16日(土)午後7時45分頃、世界遺産リマ歴史地区のアルマス広場沿いにある「リマのカテドラル(大聖堂)」で行われていた結婚式に銃と箱様の装置で武装した男が乱入する騒ぎがあった。

ヘルソン・ウルティア・マチュカと名乗る30才前後のこの男は、ミサを行っていた司祭の上衣を剥ぎ取ると同司祭を人質に取り、教会の天井に向け数発の銃弾を発砲した。

TVペルーニュースが放映した映像には、式を挙げていたカップルと参列者が恐怖におののいて教会から逃げ出し、その後犯人が司祭を人質にして現れる模様が映っている。

犯人は20分間にわたり教会を大声で侮辱し続けた後、胸の装置とヘルメットおよび銃を放棄したところを十数人の警官に取り押さえられた。>この事件による負傷者はなく、犯人はリマセントロのサン・アンドレス警察署に移送された。

(ソース: エル・コメルシオ)