本日公表されたペルー国家統計情報局(INEI)の「2012年ペルー移住要覧」によると、1990年から2012年の22年間に国外へ移住したペルー人の数はおよそ244万4千人。2000年から2011年の間に世界各国の移住先からペルーへと戻ったペルー人は23万2559人であった。
彼らがペルー国外への移住を決心する動機には、自国よりも高額な収入や生活レベルの向上のためといった経済的側面が見られる。
2011年の移住先データでは、米国への移住者が全体の31.5%を占めトップ。2位はスペイン(16%)で、その後アルゼンチン(14.3%)、イタリア(10.1%)、チリ(8.8%)、日本(4.1%)、ベネズエラ(3.8%)と続く。これらの移住先からペルーへの過去22年間の累計送金額は2400万米ドル(約21億円)以上にのぼる。
(ソース: Peru21)