エクアドルのナショナルフラッグシップ、TAME航空が11月26日からキト-リマ直行便の運航を開始する。エクアドル観光省観光促進部のカルラ・ポルタランサ副秘書官によると、同フライトの当初航空運賃は310米ドルになる予定。
この運賃設定がきっかけとなり、(同一路線便を運航している他の航空会社との価格競争により)エクアドルとペルー間の旅行コストが低減され、ひいては両国相互の観光客数増大につながると同省は予測する。
同路線の開通は、両国の大統領により交わされた観光統合政策の一環。同省はこれに伴い、沿岸部ではエクアドル南部とペルー北部海岸を結ぶ「スポンディルス・ルート」の観光強化を、山間部では(かつてインカ道としてクスコとエクアドルのキトを結んでいた)カパック・ニャンのエクアドル側ルートの観光開発に注力していると述べた。
(ソース: アンデス通信社)