リマ市山手の新興住宅地区、ラモリーナ区にて建築中の現クスコ首長邸に今朝工事中止命令が発せられた。
同区ラ・リンコナーダ・アルタにある現場では、区役所に施工計画書が提出されていないため、家屋の建築許可が下りておらず、施工責任者も不在。さらに、同区の規定では隣接する家屋の敷地から2メートル距離を置かなければならないが、これも順守されていなかった。
また、工事関係者の安全装備や現場安全標識の不備、剥き出しの配線や退路上の障害物、条例による日中施工可能時間の超過(通常は夕方5時まで)などの違反が指摘されている。この現場は現在までに様々な違反により4回にわたり罰金を科せられていた。
(ソース:エル・コメルシオ)
経済発展を続けるリマでは、いまだアパートの建設ラッシュが続いています。そんな中、我が家の近所でも半年前に工事中止命令を壁一面に大きく張られたアパートがありました。しかしながらその後も一向に工事が止む気配はなく、”Paralizada(施工中止)”の看板はそのままに、今ではほぼ完成状態になっています。