ペルーの横断歩道では常に緊張感を

ペルーはアメリカ大陸でも特に車の運転マナーが悪いと言われています。

無理な割り込みをしたり右左折時に二重三重に被せて曲がるのは日常茶飯事で、横断歩道でも歩行者優先などという言葉はないに等しく、車両による巻き込みには常に注意していないとすぐ轢かれそうになります。

横断歩道のない場所を渡るのはさらに命がけ。歩行者を見かけて減速する車両はごく稀で、ペルー人もしばしば命を落としています。では横断歩道や信号のある場所を渡れば大丈夫かというとそうではなく、前述のように前後左右を確認する最深の注意が必要です。

信号や横断歩道の存在に気を許して前だけ見ているとどうなるか、という事故が報道されていましたので、一例としてご紹介しておきます。この映像はアルゼンチンで撮影されたものですが、ペルーでも似たような事例は多く、個人旅行者や出張者のために啓蒙しておく必要があると考えました。

ペルーでは「道路を渡るときは常に緊張感を」をモットーに、自分の身はいつも自分で守るよう心がけましょう。因みに映像の女の子は大事には至らず、奇跡的に骨折することもなく回復したそうです。よかったですね。