7月20日(木)たびこふれ・ウルグアイ編に 木漏れ日に包まれた世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」が掲載されました。
ウルグアイ初の世界文化遺産に指定された、美しい港町Colonia del Sacramento(コロニア・デル・サクラメント)のご紹介。青々とした街路樹が古い石畳に涼し気な影を落とす、とても美しい町です。
新大陸を制したスペインとポルトガルは、その後も己の領土を広げようと各地で小競り合いを続けていました。1680年、ポルトガルが支配するブラジルのリオデジャネイロ総督ドン・マヌエル・ロボがウルグアイの一角に侵攻、対スペインの戦略拠点として築いたのが、Colônia do Sacramento(コロニア・ド・サクラメント/ポルトガル語)です。
ポルトガルとスペインの間で奪還作戦が繰り返されたコロニアには、その度に両国の建築様式に則った建物が建てられました。中にはポルトガル様式の石造りの平屋の2階に、スペイン側がレンガを使って建て増しした家屋も残っています。また度重なる戦ですっかり廃墟になってしまった修道院も残っています。
2つの国の歴史が深く刻まれたコロニア・デル・サクラメント。ウルグアイを訪れたら必見の世界遺産の町です。