世界各国の伝統料理やレシピなどを独自の目線で紹介し、“伝統料理、地元の食材、正当派レストランの世界地図”を自称するウェブサイト「Taste Atlas(味の世界地図)」が先日、「ペルー料理ワースト10」と題した記事を掲載し、当地の複数メディアで物議を醸しています。
「地元の優れた料理を広め、伝統的な料理に誇りを持たせ、まだ食べたことのない一品への好奇心を喚起する」ことを目的とする同ランキングは、知識豊富なユーザーの評価に基づくもの。“ワースト”と聞くと「美味しくない」「まずい」料理のように思いますが、ただ投票数の少ないものを下からピックアップしただけで他意はなさそうです(でもちょっと意地悪なタイトルですよね)。
同記事で紹介された低評価のペルー伝統料理と食材は以下のとおり。なお★の数および順位は当ブログ執筆時点のものであり、ランキングは刻々と変化しています。今確認したら、Escabeche de pollo / エスカベチェ・デ・ポヨが9位(★3.5)にランキングされていました。凄く美味しいのにあり得ない!
- 第10位 Pachamanca / パチャマンカ(★3.5)
- 第9位 Humitas dulces / ウミータス・ドゥルセス(★3.3)
- 第8位 Cuy frito / クイ・フリート(★3.3)
- 第7位 Solterito / ソルテリート(★3.2)
- 第6位 Tamarillo / タマリージョ(★3.2)
- 第5位 Higado encebollado / イガド・エンセボジャード(★3.1)
- 第4位 Sancochado / サンコチャード(★3.0)
- 第3位 Maca / マカ(★2.8)
- 第2位 Cau Cau / カウカウ(★2.7)
- 第1位 Tortilla de raya / トルティージャ・デ・ラヤ(★2.3)
ちなみに同サイトには「日本料理ワースト10」も紹介されています。6位のメンマ(★3.2)や5位の納豆(★3.1)はある意味分かるとして、なぜか豆大福(7位 / ★3.2)と塩大福(4位 / ★3.0)の大福コンビが2つもランクイン。知識豊富なユーザーたちには甘党がいなかったのでしょうか?不名誉なワースト1位の食べ物だって美味しいのにね~。ということで次回の一時帰国では、しっかり食べて応援したいと思います。
(ソース: Taste Atlas)