南米ペルーで本格的なベトナム料理を!「ヴィエット」

6月21日(水)たびこふれに 南米ペルーで本格的なベトナム料理を!「ヴィエット」が掲載されました。

リマのアジアンストリート、サンボルハ区のアビアシオン通りにあるベトナム料理店のご紹介。ベトナム料理の可能性に魅せられたという、日系人兄弟の店です。

野菜といえば炒めたタマネギやジャガイモばかりで、サラダにはそれこそたっぷりのマヨネーズをかけて食べるような人が多いペルーで、生野菜や生のハーブをふんだんに使うベトナム料理を出すって、なかなか勇気が必要だったでしょうね。そもそもベトナム料理とはどんなものか、タイとどう違うのかも分かっていない人がほとんどのお国柄。先日お店に行った時も、フォーについてきた生野菜を持て余しているペルー人男性がいましたし(笑)。リマの人々にベトナム料理とはどういうものか、ある程度知れ渡るまで結構大変だったと思います。

でも最近はベジタリアンやヴィーガンメニューも当たり前になってきたし、ベトナムでは定番の米粉を使ったビーフンは小麦アレルギーの人には嬉しい限り。リマにはアジア各国のエッセンスを少しずつ加えたエスニック料理店はありますが、ベトナム料理専門店はペルーではこのヴィエットだけということもあって、徐々にファン層を獲得してきました。

「ペルーでわざわざベトナム料理を食べなくても~」なんていう声も聞こえそうですが、味が濃くてボリューミーなペルー料理に飽きたなんていう時に、こういう選択肢もあるということを心に留め置き頂ければ幸いです。