ペルーアマゾンの街、タラポトを旅行中に強盗に会い、その後路上生活を余儀なくされていたフランス人男性が、3か月ぶりに無事保護された。
フランス人旅行者のVirgile Chalumeauさん(46)は、ペルー到着から3か月を経て再び同胞に会うことができた。Chalumeauさんはタラポトで滞在中のホテルから出る際に強盗に襲われ、パスポートや携帯電話、クレジットカード、デビットカードなどの所持品を失ったため、銀行で現金を引き出すことができず街頭で物乞いをしていたという。
本人によると、現地の警察署に被害届を出しに行ったものの、警察官が彼の話を理解できず相手にされなかったという。報道によれば、誰の助けも得られず、路上での物乞いを余儀なくされた彼は公園に寝泊まりし、見かねた近くの住民が通報した模様。
3か月間タラポトの街をさまよっていたChalumeauさんは、幸運にも、彼を探していた在秘フランス人のFabien Chaustierさんと邂逅することができた。
Chaustierさんのおかげで母国の母親と連絡が取れた彼は、タラポトの病院に搬送された後、帰国に向けパスポートの再発行手続きを始めたという。
(ソース: Perú21 15/06/23)