ペルー通商観光省（MINCETUR）は10日、国内の良質な民芸・工芸品を集めた「全国民芸・工芸品フェア De Nuestras Manos」を、8月12日（金）から21日（日）にかけミラフローレスのケネディ公園で開催すると発表した。
テキスタイルや宝飾、陶芸、木工、皮革工芸、植物編み、聖像彫刻、マテ、石彫、絵画、貝殻細工、伝統刺繍、アクセサリーなどの民芸・工芸品を手掛ける全国405の候補から厳選された100の出品者がこのDe Nuestras Manosに集結、なかでも特に優れた数人の名工が会場の特設エリアで匠の技を実演する。
チラロ（カマドドリ科の鳥）やハチドリ、キツネ、オトロンゴ、コンドルといったペルー神話に登場する動物のアイコンでエリア分けされた会場には合計100のスタンドが並び、それぞれの民芸・工芸品を通じて来場者がペルー全国を探訪できるようになっている。
通商観光省の発案による当企画は、民芸・工芸品の再評価および、展示商品の販売、伝統的なコンセプトを維持したデザイン領域のイノベーション、匠の技の継承、内外市場との連携を通じたセクターの発展を目的とするもので、ミラフローレス自治体が後援している。開場時間帯は月～木が午前10時から午後9時まで、週末の金～日は午前10時から午後10時まで。
(ソース: Andina 10/08/22)