国内線旅客数3か月以内にコロナ前の水準まで回復と予想

国際航空運送企業協会(AETAI)は、COVID-19関連の現行規制が撤廃されれば、ペルー国内航空路線の旅客数が今年6~7月にはパンデミック前の水準まで回復すると見込んでいる。

同協会のカルロス・グティエレス代表は当件に関し、空港によっては一時間当たりの国内線便数が半減していると指摘。ソーシャルディスタンス確保に向けた施設入場定員制限など、国内各空港の旅客ターミナルにおけるCOVID-19防疫目的の現行規制を政府が撤廃すれば回復は可能としている。

規制の撤廃について同代表は、関連セクターによる政府への要請を昨年末から実施していると述べ、現在の航空便旅客数はパンデミック以前と比べ、規制の影響で国内線が8割、国際線の場合は5割にとどまっていると明かした。

(ソース: Gestión 13/05/22)

COVID-19関連国内公式統計

ペルー保健省発表による5月11日(午後10時時点)のCOVID-19新規感染者は220人、死亡者は7人。同日の感染検査数は3万2382件、同日までの累計検査数は3016万6746件(内陽性者数357万1161人)、累計死者数は21万3000人。

また、5月11日時点のCOVID-19入院患者は全国で952人、うち251人が集中治療病床で人工呼吸器を伴う治療を受けている。同日までに回復・退院した患者の累計は354万6684人。

(ソース: Andina 13/05/22)